研究会・年次大会

人材育成学会 第22回年次大会
発表申し込みのご案内

テーマ:VUCAの時代に求められるリーダーシップ開発

第22回年次大会は、本年12月22日(日)に立教大学を会場に開催されます。今回大会の概要と研究発表の応募についてお知らせいたします。ご熟読の上、期限内にお手続きくださいますようお願いいたします。多数のご参加とご発表をお待ちしております。
(参加申込みのご案内は、後日改めて行います)



――――――――――――― <大会テーマ趣旨・大会開催にあたって> ―――――――――――――

第22回年次大会では、社会全体のニーズとして継続的に検討されている「リーダーシップ開発」をテーマとしました。

昨今、リーダーシップ開発に対するニーズは、企業および高等教育の現場で急速に高まっています。「日本再興戦略2016」でも示されている通り、企業には国際競争に打ち勝つための人材力の強化が求められています。特に、企業において人的資本(Human Capital)である人材(従業員)のリーダーシップ開発は、不確実性の高い現代の社会的状況においては不可欠な課題となりました。また、高等教育の現場では、リーダーシップ教育の効果考察や実証が進むにあたり、実務に対するより実装的な学習が開発・展開されるようになりました。

一方、VUCAの時代といわれる現代では、求められるリーダー像そのものが変わりつつあります。VUCAの時代では、それまでの成功体験が通じなかったり、誰も最適解が何なのかが分からなかったりする局面に多く出くわすことになります。このため、従来型のリーダーシップだけでは乗り切れないことが起こりえるのです。このような時代において、我々は、どのようなリーダーシップが求められるのかを模索するだけでなく、誰がリーダーシップを発揮するのかも検討していく必要があります。VUCAの時代では、誰か一人だけのリーダーシップに頼ることの危険性が高まっているからです。従って、従来のように、役職に就いた人が、その権限に基づいてリーダーシップを発揮するだけでなく、役職や権限に関係なく、必要な際に必要なリーダーシップを誰もが発揮することが、求められるのです。

求められるリーダーシップの有り様の変化に合わせて、リーダーシップ開発も、対象や方法を大きく変えていく必要があります。そのためには、「リーダーシップ開発」も、単なる「育成・教育環境における取組み」の1つにとどまらず、ダイナミックな変化を取り込みながら発展的に検討される必要があります。

以上のような趣旨から、今年度の年次大会は、「VUCAの時代に求められるリーダーシップ開発」というテーマでセッションを設けます。多数の発表応募をお待ちしています。また、シンポジウムでは、前述の問題意識に基づいて、企業、教育・研究者等から登壇者を招きディスカッションを予定しています。




■開 催 日: 2024年12月22日(日)
■会   場: 立教大学 池袋キャンパス(〒171-0021東京都豊島区西池袋3-34-1)
■交   通: ●JR:池袋駅西口より大学正門まで徒歩約7分
●地下鉄東京メトロ:
  ・丸ノ内線/有楽町線/副都心線 池袋駅西口より大学正門まで約7分
  ・有楽町線/副都心線 要町駅6番出口より大学正門まで徒歩約6分
●西武鉄道:
  ・西武池袋線池袋駅西口より大学正門まで徒歩約7分
  ・西武池袋線椎名町駅北口よりマキム門まで徒歩約12分
■案 内 図: 交通および大学への案内図は下記URLをご覧ください。
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/
第22回年次大会実行委員会
委 員 長 石川 淳(立教大学 統括副総長 経営学部 教授)
委   員 長田 太郎(立教大学 グローバル教育センター 特任准教授)
折戸 裕子(立教大学 リーダーシップ研究所/大学院経営学研究科博士後期課程)
  大会実行委員会E-mail :jahrdtaikai2024@gmail.com
(年次大会に関するお問合せ等はこのメールでお願いします)
人材育成学会 大会・研究会委員会
委 員 長 花田 光世 (慶應義塾大学 名誉教授)
委   員 城戸 康彰 (産業能率大学 名誉教授)
櫻木 晃裕 (宮城大学 事業構想学群 教授)
杉浦 正和 (早稲田大学大学院経営管理研究科 教授)
入江 崇介 (リクルートマネジメントソリューションズ HAT Lab 所長)

当日スケジュール(予定)

   9:30開場/受付開始
10:0012:00研 究 発 表
12:0012:50休憩(昼休み)
13:0014:30シンポジウム
14:4015:20総 会
15:3018:10研 究 発 表
18:3020:20懇 親 会
Ⅰ.シンポジウム

「VUCAの時代に求められるリーダーシップ開発」

実務家、教育研究者をパネリストとしてお招きし、産業界、教育界におけるリーダーシップ開発についてトレンド提供とディスカッションを行います。

パネリストは、実務界にて実践する経営層・実務者、及び他者へのリーダーシップ開発を支援する専門家と、高等教育(大学)現場にてリーダーシップ開発を担う研究者を予定しています。(現在調整中)

Ⅱ.研究発表

(1)発表区分:「研究発表」と「事例発表」

※事例発表は、本学会の特徴を具現化するもので、人材育成に関する企業やコンサルティングを通して効果的だった事例、先進的な事例、また特徴のある事例を紹介・報告するものです。


(2)発表者:「単独発表」または「共同発表」

※共同発表:発表論文を共同発表とする方は、当日発表会場に同席することが条件です。
(共同研究者は、共同で研究をしている方で、発表当日の同席は義務といたしません)


(3)発表分野:10分野に分けて募集

  ①「VUCAの時代に求められるリーダーシップ開発」:年次大会テーマに沿った事例報告、提案、研究など。
  ②「人材育成と社会システム」:人材育成の社会的、経済的、文化的基盤及び環境倫理を取り扱う領域
  ③「戦略と計画」:事業戦略と人的資源計画に関する領域
  ④「採用と配置」:人材の調達及び配置に関わる領域
  ⑤「評価と処遇」:人材の評価と処遇に関わる領域
  ⑥「教育と訓練」:人材の教育・訓練とEラーニングなどの企業内教育に関わる領域
  ⑦「職場環境とメンタルヘルス」:職場環境のアメニティとメンタルヘルスの向上を取り扱う領域
  ⑧「グローバル社会と人材育成」:グローバル社会に対応する人材の育成に関わる領域。本年は、特に帰国子女、留学生の就職や人材育成に関するテーマを募ります。
  ⑨「キャリアと働き方」:個人のキャリア開発・形成・支援に関わる領域
  ⑩「一般研究発表」:「人材育成」にかかわる研究発表または事例であれば、特に内容は問いません。自由にご応募ください。発表申込みに際しては、「演題登録(AWARDシステム)」の「キーワード欄」に必ず人材育成にかかわるキーワードをあげてください。なお、お申込みの発表内容と、他の発表者の内容とを勘案して、大会・研究会委員会と大会実行委員会とで調整し、①から⑨の分野に振り分けさせていただくことがありますので、ご了承ください。

(4)発表時間:1人30分(質疑応答、交代時間を含む)


Ⅲ.研究発表のお申込み
(1) 申込締切

  2024年9月17日(火)必着

   プログラム構成上、お申込みは締切日厳守をお願いします。
   発表申込みの受付(演題登録)は、8月5日(月)より開始いたします。

(2) 申込方法

  AWARDシステムにより発表申込みを受け付けます。「演題登録マニュアル(AWARDシステム)」 に従い「アカウント作成」の後に上記期日までに「演題登録」を行ってください。

  ⇒AWARDシステムへの登録はこちらから

(3) お申込みにあたっての留意事項
上記10分野の中で適当と思われる分野を選択してください。
お申込みされた研究発表は、大会・研究会委員会と大会実行委員会とで調整し、分野ごとに検討し審査します。その結果、発表不可となる場合、あるいは申込状況に応じて発表分野の変更となる場合がありえます。あらかじめご了承ください。
研究発表として発表が決定した場合でも、送付いただいた報告論文原稿の内容によって、事例発表への変更をお願いする場合もあります。あらかじめご了承ください。
第1発表者としての研究発表は1人につき1件のみとします。ただし、大会実行委員会から特に依頼された発表についてはこの限りではありません。
発表者は、発表の時点で会員(法人会員の構成員を含む)であることが必要です。現在会員でない方は、至急学会入会の手続きをしてください。ただし、大会実行委員会から特に依頼された発表についてはこの限りではありません。学会入会申込は、人材育成学会ホームページの専用フォームからお手続きください。(http://www.jahrd.jp/)
報告論文原稿の提出時に、人材育成学会ホームページへの原稿掲載可否をお尋ねします。
(4) 演題登録について
発表区分は、研究発表または事例発表から選んでください。
共同発表の場合、発表者欄には筆頭発表者1名を記載してください。
共同発表者は、今回共に発表する人たちで、発表時に同席することが条件です。
調査研究に関わった共同研究者がおられ(共同発表者ではない)、論文に名前の記載を希望される場合は、共同研究者であることを提出論文の本文または脚注に記載してください。なお、共同研究者の発表当日の同席は義務としません。
希望分野は、上記10分野から選んでください。
キーワードは、5つ以内でご記入ください。
概要はなるべく詳細にご記入ください。
(5) 研究発表申込の受付について
Ⅳ.発表者への連絡
(1) 発表者には、9月下旬に発表の可否を連絡します。
(2) 発表を可とされた申込者は、論文の原稿を10月21日(月)までにお送りください。
※原稿締切りまでの期間が短いので、執筆要項 を参考に予め原稿をご用意ください。
(3) 論文の原稿枚数は、6枚以内とします(偶数ページ:執筆要項ご参照)。原稿の提出ははAWARDシステムでお願いいたします。

⇒執筆要項はこちらを参照

Ⅴ.参加申込(10月中旬に改めて参加申込みのご案内をいたします)
申込枠 参加者種別 参加費 懇親会
参加申込 会員 社会人 3,000円 5,000円
学部生・大学院生 1,000円 4,000円
非会員 社会人 7,000円 6,000円
学部生・大学院生 4,000円 6,000円

(注)今大会より「当日参加」を無くしました。参加申込みの締切を延長しております(Ⅶ.今後のスケジュール参照)。大会前の参加申込みをお願いいたします。

Ⅵ.宿泊について:各自で手配いただきますようお願い申し上げます。
Ⅶ.今後のスケジュール
  • 発表申込受付
  • 2024年8月5日(月)
  • 発表申込締切
  • 2024年9月17日(火)
  • 発表決定通知
  • 2024年9月下旬
  • 論文提出締切
  • 2024年10月21日(月)
  • 大会参加案内
  • 2024年10月下旬以降
  • 参加申込受付
  • 2024年11月から
  • 参加申込締切
  • 2024年12月16日(月)
  • 参加費等支払締切
  • 2024年12月16日(月)
  • 第22回年次大会
  • 2024年12月22日(日)